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ピーターパンに選択肢はあるのか?


ピーターパン(=プエル・エテルヌス/ラテン語で「永遠の子供」)の選択肢とは一体なんなのでしょうか?これは根本的な問いなので、補足しておきたいと思います。


ピーターパンは、ネバーランドに死ぬまでずっと居続ける、あるいは意地の悪い老人になるように、運命づけられているわけではないのです。もちろん、彼だって、癒されて、変容することができるのです。成熟して、より統合されたいい男になれるのです。


宮崎駿監督の映画「ハウルの動く城」を思い出してみて下さい。この作品は私たちのテーマである「永遠の子供」(プエル・エテルヌス)の変容について見事に描いています。

どんなにかハウルは常に逃げ惑っているかわかりますね、彼は家すらも動かしてしまうほどです。彼はもちろんマザーコンプレックスを持っていました。それだから、彼のガールフレンド、ソフィーはお婆ちゃんになってしまうのです。

プエルと関わる女性(奥さんやガールフレンド)は犠牲者か母親になってしまうんですね。

ソフィーはとうとうハウルの心臓には深い傷があるということに気づきます。そして、ハウル自身が自分の心臓を取り戻すように押していくのです。

映画の中で描かれるハウルの子供時代のシーンでは、どのようにして彼が星の精とつながり、心臓を失い、ピーターパンになってしまったかが分かります。決して年取ることもなく、年がら年中、家ごと動き回っているのです。しかし、ハウルが彼自身の痛みにつながった瞬間に、それはそれはとても痛いものだったわけですが、彼はとても抵抗をして、それは死ぬほどつらい体験だったはずですが、そうやってハウルは自身の心臓を取り戻すことができたし、ソフィーは再び若いお嬢さんに戻ることができたのです。


このお話はプエルの変容のプロセスのイメージそのものだと私は思います。

この場合、彼はたったひとりでは、対処できませんでした。彼は女性の存在が必要でした。しかもその女性は彼の秘密をよく理解してくれる人です。

それにしても大きなチャレンジですね。そんなですから、コトはそう簡単には行かないのです。


                                                     (トークライブ@SPG後のパーティでのコメントより)


※以上は、10月31日に行われたスターポエッツギャラリーでのトークライブ後のパーティで、語られた内容です。トークライブへご参加下さった方への補足としても、ザビエがお伝えしたかったことでもあります。ご参加でない方には、解りづらい点ございますことをご容赦下さい。

ザビエ・ベトコートのブログ ザビエシンボロスをご覧下さい。同じテーマを掘り下げます。

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